工事不要・即日使える・コスパ良し。そんな謳い文句に惹かれて契約したWiMAXホームルーター「Speed Wi-Fi HOME L02」。
しかし、実際に使ってみると、家庭用のネット回線としては全く使い物にならず、わずか5日で即解約することになりました。
この記事では、当時の体験をリアルに語りつつ、現在のWiMAXの最新事情や、失敗しないネット回線選びのコツまで詳しく解説します。
なぜWiMAX L02を契約したのか?
当時、引っ越しを控えていた私は、固定回線のような開通工事が必要なネットは避けたいと考えていました。
そんな中、WiMAXは「持ち運び可」「工事不要」「月額安い」など、理想的に思える条件が揃っていました。
引っ越ししても使える「持ち運び型」が便利そうに見えた
WiMAXはコンセントを挿すだけで利用でき、引っ越し後もそのまま持ち運んで使えるという柔軟さが魅力的でした。
設置先に縛られる光回線と違い、「どこでも使えるネット回線」という自由度の高さに惹かれました。
工事不要で、コンセントを挿せばすぐ使える
光回線のように工事日の調整や立ち合いも不要で、端末が届いたその日からネットが使えるという即時性が魅力でした。
開通まで1〜2ヶ月かかる固定回線との違いは明白でした。
月額料金も安く、ルーターも不要でコスパ良し
WiMAXは月額4,011円(当時)と比較的リーズナブルで、しかも専用ルーターも同梱されており、機材を別途用意する必要がなかった点も決め手でした。
光回線ではルーター購入費が別途必要なことが多く、導入コストに差がありました。
8日以内なら無料でキャンセルできる安心感
「初期契約解除制度」があることで、「合わなければ辞められる」という安心感があり、リスクを抑えたお試しが可能だと感じました。
光回線にはこうしたお試し制度がないのもWiMAXの魅力のひとつでした。
【結論】WiMAXは家庭用ネットには向いていなかった
実際に使ってみた結果、「理論値と実測の差」「すぐに引っかかる速度制限」の2点で、家庭用ネットとしては全く成立しないと痛感しました。
以下にその詳細を説明します。
理由(1):モバイル回線だから速度が不安定&遅い

WiMAX L02は「最大867Mbps」とうたわれていますが、実際にはauのモバイル回線を使用しており、速度は20〜60Mbpsが限界でした。
私が測定した結果では、夜間で7Mbps、昼間で17Mbpsという残念な数値。
| 夜間の実測値 | 昼間の実測値 |
![]() | ![]() |
固定回線のような安定性はまったく得られず、「モバイル回線をベースにしている限界」を痛感しました。
理由(2):YouTubeを見ただけで速度制限に突入
当時のWiMAXは「3日間で10GB以上使用すると、翌日の夜間に速度制限(最大1Mbps)」という仕様でした。
私は在宅ワーク中にYouTubeをBGM代わりに流し、家族もスマホで動画を見ていたため、わずか3日で13GBを超えてしまい、すぐに制限がかかりました。
制限時は1Mbps未満。Google検索すら困難に…
制限がかかると、ページの読み込みも止まり、Web会議も映像が止まり、文字すら打てない状態。
速度測定でも0.9Mbps以下で、固定回線では考えられないレベルでした。
| 速度制限時の実測値 |
![]() |
速度制限されると、在宅ワークはほぼできませんし、オンラインゲームはまともにプレイできません。
動画見ることすら支障が出るので、ましてや家族など複数人でネットを使ってる人にとっては、通信制限は致命的になります。
一人暮らしで、ネット代を極限まで節約したい学生さんにはアリかもしれませんが、社会人や家族での使用は辞めた方がいいです。
契約から5日で、初期契約解除を決意
契約してからわずか5日。試用期間のうちにすべてを体験し尽くし、「このまま2年縛りで続けるのはムリ」と判断して、初期契約解除を行いました。
- ・1〜3日目:速度が不安定でイライラ
- ・4日目:速度制限に突入
- ・5日目:初期契約解除手続き
8日以内なら違約金がかからない制度があったおかげで、最小限の被害で済みました。
【2025年版】最新WiMAXは改善されているのか?
現在は「WiMAX+5G」にアップグレードされ、3日制限などの明示ルールは撤廃されていますが、「混雑時や大量通信時に制限する場合がある」と明記されています。
つまり、完全無制限というわけではなく、依然として制限の可能性は残っています。
仕様上は緩和されたが「実質的な制限」は依然あり
かつてのような「3日で10GB制限」などは削除されたものの、UQ公式サイトでは今でも「一定期間内の大量通信で混雑時間帯に速度制限されることがある」と明記されています。
ユーザーによっては制限を体感しているケースも報告されており、完全に無制限とは言い切れません。
夜間の混雑・Ping不安定さは今も課題
5G対応とはいえ、基地局・環境・混雑状況によっては、夜間に速度低下やPingの乱れが起きることも。
オンラインゲームや在宅ワークには、依然として不安要素が残ります。
光回線が使えるなら「独自回線」が最適解
もしあなたの住居が光回線に対応しているなら、WiMAXやSoftBank Airではなく「独自回線の光回線」を選ぶのが最も安定した選択です。
特に以下のような回線は、回線網を他社と共有しないため、混雑時間帯でも速度低下しにくい特徴があります。
全国対応:auひかり
KDDIの独自回線を使い、全国で使えるauひかり。
実際に私は、自宅で24時間の速度測定を実施しました。
昼間最大563Mbps、夜でも平均330Mbps(最低でも215 Mbps)を記録し、混雑時間帯でも快適さを維持。
高速ダウンロードやオンラインゲームでの待ちストレスが劇的に減りました。
以前はフレッツ光使用時に、Zoom会議で映像が止まったり配信が途切れたりしていましたが、auひかりに乗り換えてからはそうした支障がなくなり、配信・ゲーム・仕事がスムーズになりました。
▶ 実際にauひかりを使って速度を測ってみた結果はこちら
こんにちは!某大手インターネット企業でプログラマー歴3年目のとっきー(25歳・男)です。9〜18時は在宅ワークしつつ、20時以降はFPS系のオンラインゲームをやってるガチ勢ゲーマーです。今回は、ぐっちさん(当サイ[…]
全国一部対応:NURO光
対応エリアは限られますが、もし導入できるならNURO光は注目です。
29回の速度チェックで、最低速度319Mbps、最高453Mbpsを記録し、安定かつ高速な通信を証明。
混雑時でも300Mbpsを割ることがなく、安心して利用できました。
オンラインゲームでラグなし、4K動画も問題なく視聴でき、「光回線とはこうあるべき」という感覚を実感しました。
▶ 実際にNURO光を使って速度を測ってみた結果はこちら
こんにちは!某大手インターネット企業に勤める新人プログラマー、けんじ(26歳)です。FPSやマイクラ・フォートナイト・スプラトゥーンなど、オンラインゲームに全力投球しているガチゲーマーでもあります。今回は、ぐっちさん(当サイ[…]
東海:コミュファ光
中部電力系の独自回線、コミュファ光を実測した結果も好印象でした。
40回以上計測した中での最低速度は56Mbps、最高157Mbps。
ピーク時でも60Mbpsを超える通信を維持しており、在宅ワークにも問題なし。
家族4人で同時に動画視聴やSNS利用も余裕。
ゲームダウンロードのみ少し時間はかかるものの、日常利用では満足できる速度でした。
▶ 実際にコミュファ光を使って速度を測ってみた結果はこちら
こんにちは、こうちゃんです。名古屋郊外の戸建てで、妻と子どもと暮らしています。仕事は、某インターネット企業の人事部で、採用をメインに担当しています。今は管理職ですが、もともとはプログラマーとして数[…]
関西:eo光
地元重視ならeo光も強力な選択肢です。
最低493Mbps、最高655Mbps、1日平均597Mbps、夜間平均611Mbpsと驚異の安定性。
理論値に迫る実力です。
ゲームダウンロードも一瞬、4Kストリーミングも余裕。混雑時間でも速度が変わらず、「独自回線の強さ」を痛感しました。
▶ 実際にeo光を使って速度を測ってみた結果はこちら
「eo光って、CMで“関西満足度No.1”ってよう見るけど、ほんまにそんなにええ回線なん?」これは、関西で戸建てに住んでいて、今の回線に少しでも不満がある人なら、一度は頭に浮かぶ疑問やと思います。実は今回、すでにeo光を使っ[…]
四国:ピカラ光
四国エリアのピカラ光も、実測と体感で安定感を示しています。
1日40回以上測定の最低速度66Mbps、最高117Mbpsと安定したレンジ。
Zoomやゲームのラグはなく、日常使用には問題なし。
配信や映画視聴にも支障なし。
大容量ゲームのダウンロードには3時間ほどかかるが、フレッツ系回線よりは快適でした。
▶ 実際にピカラ光を使って速度を測ってみた結果はこちら
こんにちは。大手インターネット企業で働く、38歳の中堅社員 てっぺーです。現在は徳島県の戸建てで、在宅ワークを中心に仕事をしています。仕事ではZoomや画面共有を日常的に使用。自宅では、家族それぞれが[…]
九州:BBIQ光
九州エリアで選ぶならBBIQ光も信頼できます。
54回の測定で最低77Mbps、最高716Mbps、1日平均536Mbps、夜間平均468Mbpsと圧倒的な高速回線でした。
クラウド作業やゲームなど、ネットのあらゆることに十分対応可能な速度でした。
Ping低すぎず速度も安定で、オンライン会議やマルチプレイにも困らない快適さを実感しました。
▶ 実際にBBIQ光を使って速度を測ってみた結果はこちら
こんにちは、大手インターネット企業でプログラマー歴10年目、いわゆる中堅社員のコジローです。福岡の自宅(戸建て)で在宅ワークをしています。趣味は、夫婦でオンラインゲームすることです。自分はゲーミングPCでFPS中心、[…]
どうしても光回線が引けない人へ【第2の選択肢】
光回線の提供エリア外、マンション側の制約、短期滞在などで、どうしても光回線が引けない人もいます。そんな場合は、ホームルーターの中でもなるべく安定したものを選びましょう。
第1候補:ドコモ home 5G(安定・速度・Ping◎)
5Gに対応したドコモのホームルーター。モバイル回線系の中では最も実測値と安定性が高く、光回線が引けない場合の最有力候補です。
▶ ホームルーター型の中では、最も満足度が高いです。
ドコモ home 5Gを契約したい人は、このボタンをクリック
※ 実際の体験レビューは現在準備中ですが、導入者からは「光回線ほどではないが、まぁまぁ速度は出ている」と声が上がっています。
第2候補:WiMAX+5G(条件付きで制限あり)
最新モデルでは制限ルールが緩和されていますが、混雑時の制限リスクがゼロではなく、用途次第では不満も出るかもしれません。
第3候補:SoftBank Air(非推奨)
速度や安定性にバラつきがあり、エリアや時間帯によっては著しく遅くなる報告が多数。おすすめしづらい選択肢です。
▶ 実際にSoftBank Airを使ってダメだった体験談はこちら
友達の家がソフトバンクエアーを使っていたので、泊まりに行ったついでに、丸1日かけて実際に使ってみました。ソフトバンクエアーを使っている人も、これから契約しようと検討している人も、解約して他社に乗り換えようとしてる人も、全て事実しか書[…]
【まとめ】「動画・仕事」用途ならWiMAXはやめておこう
私のように「固定回線の代わりにWiMAXを」と思って契約する人は多いですが、動画視聴・在宅ワーク・ゲームなど、少しでも安定性を求めるなら後悔する可能性が高いです。
- ・光回線が使えるなら独自回線を
- ・無理な場合はドコモ home 5Gを
ネット回線は「使ってから後悔する」インフラです。この記事が、あなたの回線選びに役立つことを願っています。









