僕はAPEX LEGENDSで本気でダイヤ帯を目指している、20代の会社員です。平日は毎日仕事終わりに3~4時間、週末はほぼ1日中プレイするほどのガチ勢です。友人たちとチームを組んでランクマッチを回すのが日課でした。
でも、ある時期からどうしても納得のいかない負けが増えてきました。「今の、先に撃ったはずなのに」「エイム合ってたのに弾がすり抜けた?」──そんな場面が毎晩のように起きて、イライラとモヤモヤが募るばかり。特に夜10時以降になると、顕著におかしくなる。
反応速度にも自信があるし、立ち回りもかなり研究している。それなのに撃ち負ける。最初は「自分の実力がまだ足りないだけだ」と言い聞かせていました。
でも、ある夜フレンドに言われました。「お前、撃ち出しちょっと遅れてね?ラグってない?」と。その一言で初めて、自分のプレイが“回線の遅延”のせいかもしれないと疑い始めました。
使っている回線は、ドコモ光(マンションタイプ)で、プロバイダはplala(ぷらら)を昔契約したまま放置していたもので、IPv6未対応。試しに『SPEEDTEST』で回線速度を測ってみたところ、夜間のPingはなんと68ms。下り速度は30Mbps、上りは8Mbpsほどしか出ていませんでした。
昼間はPingが20ms前後で快適だったので、時間帯による混雑の影響が大きいのだと知り、ショックでした。FPSのような一瞬の判断が命取りになるゲームでは、Pingが50msを超えるだけでも致命的。それが60ms以上となれば、撃ち負けるのも当然だったんです。
自分では最適なプレイをしているつもりなのに、相手の方が弾が先に届く。リプレイを見ると自分の弾が当たる前にキルされていたり、スモークを出したのにすでに視認されていたり、操作とゲーム内の反映にズレがあることに気付きました。
「努力では超えられない壁がある」──それがラグでした。
そして、ネットで「APEX 回線遅い」や「FPS 夜 ラグい」などのワードで検索してみると、自分とまったく同じ状況で悩んでいたプレイヤーがたくさん見つかりました。みんなが言っていたのは、「v6プラス対応のプロバイダに変えたら劇的に改善した」「独自回線に乗り換えてPingが一桁になった」という体験談。
自分も今すぐにでも回線を変えたくなりました。せっかく毎日練習しているのに、回線のせいで実力が発揮できないなんて、本当にもったいない。何より、ゲームを楽しめない状態が続くのは精神的にキツい。
今はもう、対処法を見つけて実行に移したところですが、この記事では“なぜFPSで負け続けていたのか”その原因に気づくまでの体験を書きました。
▶︎ 次の記事では、僕が実際にどうやって環境を改善したか、そして乗り換え後に何が変わったのかを詳しく書いていきます。
APEX LEGENDSで毎晩ラグに苦しみ、「自分のせいじゃない」と気づいた僕は、まずは最も現実的な対処法としてv6プラス対応のプロバイダーへの変更を検討しました。僕が当初使っていたのは、「ドコモ光 × plala(ぷらら)」という組み[…]