小学校4年生の息子が、親に「ゲーミングPCが欲しい」と言ってきた時に、親としてどう対応したらいいのか?の悩みに答える記事を書くことにしました。
筆者の僕も、2児の父親でもあり、実際に長男から突然「ゲーミングPCが欲しい」と言われて、親としてリアルに悩みました。
そもそも「子供に自由にゲームをやらせるべきか?」という答えも持っていませんでしたし、「小学生という年代にゲーミングPCは早すぎるのではないか?」という疑問もありました。
お金の観点からも、「ゲーミングPCは高すぎるし、代わりに手頃なPS5でもいいのでは?」と提案したこともありました。
実際に、「PS5とゲーミングPCどっちを買うべきか?」というテーマで、親子で2年間かけて、お互いが納得する答えに辿り着くまで、とことん話し合って、ようやく結論を出しました。
我が家は買うまでに2年もかけたので、親も子も納得するハッピーな結論に達しました。
しかし、友達の家族は即購入してしまったが故に、「ゲーミングPC買ったけど、使い物にならなかった」という最悪のパターンも見てきました。
実は、「子供に頼まれたけど、親としてどうしたらいいのか?」と悩んでいる同じような親もいるのでは?と思い、1つの事例として参考にしてもらえる記事を書くことにしました。
当記事を最後まで読んでもらえれば、どういう点に気をつければいいか?がリアルに伝わると思いますので、ぜひ参考にしてもらって、親も子もみんなが納得できるハッピーな結論を出すことを願っています。
PS5とゲーミングPCどっち?子供の本気度を確かめる
PS5とゲーミングPCはどっちを買うべきか?で、まず最初にしたこと。
子供がどれぐらいの気持ち(本気度)で、ゲーミングPCを欲しいと言ってるか?を確認すること
でした。
子供は大人と違って、思ったことをすぐ口に出します。
100円均一のおもちゃであっても、何百万何千万する高級車であっても、値段とかは関係なくすぐ「あれ、欲しい!」と言いますよね?
思ったことを口にしてるだけなので、純粋な希望を言ってるだけなのは分かりますが、親としては全てが全て叶えてあげられるかと言ったら現実はそんなに甘くないですよね?
そこで大事になってくるのが、子供の欲しいと言う希望が、どれぐらい本気なのか?ということです。
1回欲しいと言って終わる(忘れる)場合もありますし、何回も欲しいと言い続ける場合もあります。
ゲーミングPCは最低でも10〜15万円以上するので、気軽に「はい、どうぞ!」という訳にもいきません。
我が家は、「ゲーミングPCが欲しい」と最初に言ってきた時、「その気持ちは分かった。でも、値段も高いし今すぐ買うことはできない。本当に欲しいならずっと言い続けて」と答えて保留にしました。
その後も、誕生日が来る度に、クリスマスが来る度に、お年玉をもらう度に「やっぱりゲーミングPCが欲しい」と2年間も言い続けてきました。なぜ欲しいのか?の理由もプレゼンし続けてきました。
そこまで諦めずに希望を言い続けるのは、間違いなく本気だと伝わってきました。
なぜ欲しいのか?の理由もプレゼンし続けてきたので、ゲームをやったことのある父親も、ゲームのやったことない母親も、どちらにも子供の思いの強さが伝わっていました。
本来なら2年間もかける必要はないと思いますが、自分の希望を諦めずに伝え続けるという、気持ちを育てる機会をもてたのは、親にとっても子にとってもとても良い経験になりました。
期間は2年間でなくてもいいですが、ぜひとも子供の欲しいという希望の本気度を確かめる機会を持ってください。
気持ちを育てた分だけ、手に入れた時の喜びも満足度も、諦めなかった自分への自信も、物を大事にする気持ちも、教えなくても体感していましたから。
PS5とゲーミングPCどっち?親がゲームをどう捉えるか
PS5とゲーミングPCをどっちを買うべきか?を考える上で、次に
親がゲームに対してどう捉えているのか?を、夫婦間で確認し合いました
父親は、子供の時に親からの時間制限はありましたが、ゲームをやっていましたし、大人になってからも友達同士でたまにプレイすることはあって、楽しくて盛り上がった経験をしてきてるので、どちらかと言えば肯定的でした。
母親は、ゲーム自体をそもそもやったこともなかったし、興味もなかったので、ゲームをやる意味ってあるの?疑問を持っていましたし、というどちらかと言えば否定的でした。
肯定派の父親と、否定派の母親が「ゲームに対する考え方」を出し合った上で、お互いの考え方をまず理解し合いました。肯定派であろうと否定派であろうと、お互いの考え方を尊重するのが大事だなと。
その上で、「どう結論を出すか?」ですが、我が家には共通で大事にしたいテーマがありました。
それが「好きなことして生きよう。そして、お互いの好きなことは応援し合おう。」でした。これが家族にとって一番大事なテーマになります。
なので、ゲーム肯定派の父親は、「子供のゲームを好きという気持ちを理解してあげられる」なと。
ゲーム否定派の母親も「ゲームの楽しさは分からないけど、そこまで好きなことなら応援してあげたい」と。
子供のゲームへの本気度を確認できたことで、両親共に「子供のゲーム好きを応援してあげたい」という同じ気持ちになれました。
ゲームに対して世の中で賛否両論あるのは知っていますが、我が家にとっては「本気で好きなことならとことん突き進め」という家族で共通の答えを出すことができました。
子供にゲームを手渡す前に、今一度、親自身がどう考えてるのか?を話し合ってみてください。そして、家族として何を大事に生きたいのか?をベースに答えを出すのが最良の結果だと思います。
PS5とゲーミングPCどっち?機能の違いを知る
子供の気持ちも確認できた。親の気持ちも確認できた。そこまで確認できたら次は
PS5とゲーミングPCの機能の違いを知ること
です。知らないとどっちがいいのか?の答えが出せませんから。
ざっくりと機能のこんな違いがあるんだな〜と分かる程度に羅列してみました。
機能 | PS5 | ゲーミングPC |
ゲームタイトル数 | 4,000本以上 (PS4も含む) | 50,000本以上 (Steam) |
ゲームの購入方法 | パッケージ版 ダウンロード版 | ダウンロードのみ |
ゲームを売る方法 | パッケージ版のみ ゲオなどで売り可能 | 不可 |
オンラインプレイ | 有料 | 無料 |
操作方法 | コントローラー (キーボード&マウス使えるが限定的) | キーボード&マウス コントローラー |
処理性能アップ | 不可 | 部品を交換して性能アップが可能 |
MOD (拡張プログラム) | 不可 | 導入可能 |
フレームレート (1秒間に表示される静止画の数) | 最大120fps | 上限なし (グラフィックボードとディスプレイの性能による) |
ゲーム以外の用途 | 映画鑑賞(Netfrix、AmazonPrime) 動画環境(YouTube) | PCにソフトを入れれば何でも可能 仕事や学校でも併用可能 |
ざっくり言うならば、ゲームをエンジョイしたいだけならPS5、ゲームを本格的にやりこみたいならゲーミングPCが良いです。
親からすると、自分の息子や娘がエンジョイなのか?本格的なのか?分かりにくいですよね?
なので、実際に自分の息子(本格的)と、友達家族の息子(エンジョイ)の実例を挙げてみますので、どちらに近いのか?で判断できるようにしました。
両者共にゲームは、フォートナイト(100人がフィールド内で戦って最後の一人まで勝ち残れるかを競うゲーム)での遊んでいるという前提です。
友達家族の息子(エンジョイ)の場合、下記のような行動傾向がありました。
- 一人ではプレイしない(友達と一緒にプレイする)
- 見ているYouTuberがエンジョイ勢(ヒカキン、セイキン)
- YouTubeの参考プレイを見るが、自分では試さない
- シーズンやチャプター毎にレベルが100未満
- プレイは、主にバトルロワイヤル
- キー配置はデフォルトのまま
自分の息子(本格的)の場合、下記のような行動傾向がありました。
- 一人でもプレイする
- 見ているYouTuberがプロ級(ネフライト、れじぇくん)
- YouTubeの参考プレイを見たら、すぐに自分でも試す
- シーズンやチャプター毎にレベルが毎回200以上
- プレイは、タイマン場で練習して、ランク戦で本番をする
- キー配置を自分に合うパターンを試してカスタマイズする
どちらの特徴に近かったでしょうか?
子供の特徴に合わせて、エンジョイするならPS5、本格的にやるならゲーミングPCの方を検討してみるのをおすすめします。
ちなみに、フォートナイトにおいて、極限まで建築スピードを上げたり、ミリ秒の世界で撃ち合って勝つなどしたいのならゲーミングPCが圧倒的に有利です。(プロはゲーミングPC一択です)
あと重要なのが、どんなゲームをやりたいのか?によっても選ぶ基準が違ってきます。
フォートナイトだったら、PC・PS5(PS4)・任天堂スイッチ・Androidタブレット(スマホ)どの端末でもプレイできますが、独占タイトルと言って、その端末でしかプレイできないゲームというものがあります。
マーベルのスパイダーマン2ならPS5でしかできませんし、VALORANTはPCでしかできませんし、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドなら任天堂スイッチしかできません。
やりたいゲームが決まっているなら、どの端末でプレイできるかも調べておく方がいいですね。
PS5とゲーミングPCどっち?金額の違いを知る
PS5とゲーミングPCの性能の違いを知ったら、次は金額の違いを知っておきましょう。
どっち買ったら良いのか?は、どのぐらい予算をかけられるか?にも関わってきます。
金額 | PS5 | ゲーミングPC |
ゲームタイトル1本あたり | 5,000〜8,000円 | 2,000〜6,000円 |
本体価格 | ディスクあり:66,980円 ディスクなし:59,980円 | 新品:15万円 中古:10万円 |
オンラインプレイ | PlayStationPlusエッセンシャル 1ヶ月:850円 12ヶ月:6,800円 | 無料 |
付属品に関して | コントローラーは本体購入時に付属しているが、壊れやすい | キーボード、マウス、ディスプレイまでゲーミング用を揃えると、本体以外で3〜5万円ほどかかる |
できる限り予算をかけたくない、かけられない場合は、PS5の方が圧倒的に安く済みます。
PS5の本体はディスクありとなしの2択なので、迷うのでしたらディスクありがおすすめです。
PS5ゲームをパッケージ版で購入しておけば、後でやらなくなった時に中古で売ることができますから、売ったお金を軍資金にして次のゲームを購入すれば、かなりコスパ良くゲームすることができます。
ただし、PS5でフレンドとオンラインプレイするときは、PlayStationPlus加入が必要になってきますので、その点は注意が必要です。(フォートナイトですとPlayStationPlus加入しなくてもオンライプレイできますが、Destiny2だと加入が必要になります)
一時期、PS5が品薄でなかなか購入すらできませんでしたが、今はAmazonからでも購入可能になってます↓
費用という点においては、ゲーミングPCは新品だと本体価格のみで約15万円、中古で約10万円ほどかかります。
PCの場合は、本体以外にもディスプレイ、キーボード、マウスなど付属品も合わせると、新品で約20万円、中古で約15万円かかり、かなり高額になってきます。
PCだとオンラインプレイの月額費用はかかりませんが、トータルの金額の面においては15万〜20万ぐらいの予算が必要になります。
あとは、どのゲーミングPCを選ぶのか?が素人にはなかなか難しいと思うので、セット一式で安くて性能的にも十分なゲーミングPCを選んでおきました↓
商品詳細 モデル名 MDL_SSF13446B OS※1 Windows 11 Pro 64ビット CPU※2 I…
PS5とゲーミングPCどっち?ネット回線も重要
PS5とゲーミングPCをどっち購入すべきか?を考える時に、同じぐらい重要なインターネット回線についても触れておきます。
実は、インターネット回線はゲームをする上で、最上位で重要になってきます。
人気のオンラインゲームというのは、初期のダウンロード時だけではなく、アップデートが頻繁に実施されます。
その際に、貧弱なインターネット回線を使っていると、どんなに高性能なPS5やゲーミングPCを用意していたとしても、何時間(ひどいときは何十時間も)もダウンロードに時間かかって、ダウンロード待ち地獄を味わうことになってしまいます。
フォートナイトで、かかる時間を比較してみました。
フォートナイト | 貧弱なネット回線 (ダウンロード速度:30Mbps) | 高速なネット回線 (ダウンロード速度:300Mbps) |
初期ダウンロード (60GB) | 4時間46分 | 28分 |
アップデート (5GB) | 23分 | 2分 |
貧弱なネット回線とは、携帯回線を利用しているポケットWi-Fiや、コンセント刺すだけの据え置き型のソフトバンクエアーなどの回線や、混雑している光回線などが挙げられて、ダウンロード速度が30Mbps程度しか出ないような回線のことです。
高速なネット回線とは、混雑していな光回線が該当し、ダウンロード速度が300Mbps程度出ます。
想像してみて下さい。
もし、高額なゲーミングPCをやっと購入したとしましょう。
いざ、待望のフォートナイトができると思って、ダウンロードしてみたら、貧弱なネット回線を使ってると、4時間46分も待たされる時のストレスがどれぐらいなのか?は、想像できると思います。
方や、高速なネット回線だったら、たったの28分で済むので、速攻プレイするのが可能になります。
初期ダウンロードは初回だけですが、アップデートは毎月レベルで実施されます。
その度に、毎回何十分も待つのか?、数分程度でサクッと終わるのか?は雲泥の差が出てきます。
PS5を選ぶにせよ、ゲーミングPCを選ぶにせよ、どちらもインターネット回線を利用することは必須なので、必ず高速なインターネット回線を選ぶようにしましょう。
貧弱なインターネット回線と、高速なインターネット回線の選ぶポイントを挙げておきます。
貧弱なネット回線
×ポケットWi-Fi
×据え置き型ホームルーター
×混雑しやすい光回線(フレッツ光回線)
→ポケットWi-Fiや、据え置き型のホームルーター(ソフトバンクエアーやWiMAXなど)は、携帯の無線電波を利用しているので、不安定でかつ速度が遅いため、大容量データを扱うゲーム回線には不向きです。ラグが発生しやすくなるのでそれだけで不利な状態になります。
→さらに、フレッツ光回線も混雑している確率が最も高いので、こちらも選択肢から外して下さい。フレッツ光回線を利用してるのが100社以上あって、コラボ光といって、有名なところで言えばドコモ光・ソフトバンク光・楽天ひかり・ビックローブ光なども、同じフレッツ光回線です。100社以上のユーザーで共用利用しているため、混雑率が高くなってしまうからです。
高速なネット回線
◯混雑しにくい光回線(独自回線)
→フレッツ光と違って、光ファイバーを独自に施設したり、独占的に光ファイバーを借りたりしているので、ユーザーが独占使用できるため、混雑がしにくい仕組みとなっているからです。
→独自回線を使っている光回線業社を全部挙げると、電力系の光回線(eo光・コミュファ光・ピカラ光・メガエッグ光・BBIQ光の5社)と、NURO光やauひかりの2社の合計7社のみです。
それぞれ、提供エリアが違うので、ご自分の住まいのエリアで選べるものから選択しましょう。
それぞれの業者を、実際に使ってみた体験談記事も詳細に書いてますので、詳しく知りたい人は下記のリンクから飛んで確認してみて下さい。
■東海エリアのコミュファ光の体験記事はこちら
https://kaisen-sokudo-nantokasitai.com/commufa-optical-line-actually-used/
■関西エリアのeo光の体験記事はこちら
https://kaisen-sokudo-nantokasitai.com/eo-optical-line-compare-other-companies-actually-use-explain/
■四国エリアのピカラ光の体験記事はこちら
https://kaisen-sokudo-nantokasitai.com/pikara-optical-line-evaluate-and-compare/
■九州エリアのBBIQ光の体験記事はこちら
https://kaisen-sokudo-nantokasitai.com/bbiq-optical-line-evaluate-and-compare/
■北海道・関東・東海・関西・中国・九州エリアのNURO光の体験記事はこちら
https://kaisen-sokudo-nantokasitai.com/nuro-optical-line-fast-area-campaign-transfer/
■全区エリアのauひかりの体験記事はこちら
https://kaisen-sokudo-nantokasitai.com/au-optical-line-compare-and-verify/
PS5とゲーミングPCどっち?親が応援したくなるかも重要
PS5とゲーミングPCの性能の違いも分かった。金額の違いも分かった。インターネット回線の選び方も分かった。
それでは、次のステップとして具体的に検討していく上で、親にとって大事な要素も書いておきます。
親が子のやりたいことを応援したいか?
子供が欲しがるのは分かります。
だってやりたい気持ちが溢れていますから当然ですよね。
でも、親のリアルな本音はどうでしょうか?
もし、子供の本気度も分かって、性能や金額の違いも知って、買える状況だったとしても、親自身が「子供のゲームをやりたいのを応援したい気持ちにならない」のなら、僕は「どっちも買わなくていい!」と思っています。
親の気持ちを無視してまで、子供のやりたいことを無理やり応援するのは、どちらにとってもハッピーな選択にならないと思うからです。
僕は実際に、子供が欲しいと言ってきてから2年間は保留にし続けました。
保留にしたのは、「子供の本気度を確かめたかった」のと、「親自身が応援したい気持ち」の両方が満たなかったからです。
最初の1年間で子供の本気度は伝わりました。次の1年で親の応援したい気持ちが父親・母親共に一致しました。なので欲しがってから2年後に購入することに至りました。
今振り返って、子供の気持ちも、親の気持ちもどちらも妥協しなくて心の底から良かったなと思ってます。
正直に言えば、欲しいと言った時に、無理して買うこともできました。
でも、何も努力しないで簡単に手に入ったものって大事にするでしょうか?
今までの色んなプレゼントを渡してきましたが、思いつきでぱっと欲しがって即手に入れたものほど、ポイっとほったらかしにして、どこに行ったのかも分からないぐらい適当な扱いしかしてこなかったのを見てきました。
その度に、「何か違うなぁ」と思い続けてましたが、今回初めて「子供の気持ち」も「親の気持ち」もどちらも気持ちよく手渡すことができたように思います。
人からすればたかがゲームですし、たかがプレゼントですが、そこにかける思いで、全然違った経験になるんだなと痛感しました。
なので、是非とも親自身の気持ちも大事にするようにして下さいね。
PS5とゲーミングPCどっち?子供への提案と決めたことへの覚悟
最終的に、我が家では「ゲーミングPC」を購入することにしました。
最初の子供の希望が「プロゲーマーのような操作ができるようになりたいから」と「動画編集もしてみたい」でした。
もちろんPS5でもある程度楽しめると思います。
でも、息子の希望を叶えるには、「キーボード&マウス」が必須ですし、ミリ秒単位で画面が滑らかに動くことも重要だったので、「ゲーミングPC&モニター」一択でした。
ただ、家庭的な懐事情もあって、予算20万円は出せませんでした。
そこで、子供のある提案をしました。
「親が出せる金額は最大で12万円まで。それでも足りない分があれば自分の小遣い全部出してでも欲しいか?」と聞くと、即答で「全部出す!」でした。
あまりにも即答すぎたので、逆にビックリしましたが、それぐらい覚悟を既に持っていたんだなと感じました。
「分かった。求める性能を満たすゲーミングPCは、金額的にも新品で揃えるのは難しいかもしれないから、中古でもいいか?」と聞くと、「中古でもいい。でも見た目もカッコいいのがいい。性能は分からないから任せる」でした。
「中古だとしても、性能には絶対妥協しないし、カッコよさも納得できるレベルのものを選ぶから」と約束して、ネットから中古販売をやっているショップに、暇さえ見つけて探しまくりました。
探し始めて約1ヶ月経ったある日、セカンドストリートに奇跡的に状態の綺麗なゲーミングPCを発見しました。
それが以下の画像のゲーミングPCです↓
性能面の一覧を、参考のために書いておきます。
【メーカと機種】HP
【機種】OMEN25L
【OS】Windows11
【CPU】Intel Core i7 10700KF 3.80GHz
【GPU】GeForce RTX 2070 SUPER
【メモリ】32GB
【ストレージ】500GBのSSD、2TBのHDD
【購入価格】中古(状態S)で10万円
フォートナイトするには十分すぎる機能ですし、他にも動画編集なども十分行えるレベルのものです。
後は、モニターは新品(セール品)でリフレッシュレートが最大165Hzまで出せるもで15,000円。
キーボードは、実際に打感を確かめて、操作しやすいものを選んで15,000円。
マウスも、子供の手にフィットする形と大きさを確かめて、8,000円。
マウスパッドも、大きさとマウスの動きやすさも確かめて、3,000円。
ヘッドセットも、フィット感重視で、友達のを試しに使ってて良かったものを、2,000円。
トータル金額は、143,000円でした。
親が12万円出して、残りの2万3千円を子供の貯めていた小遣いから出してもらいました。
ビジュアルも、写真で撮影して子供に送って確認したら、「最高にかっこいい!これが絶対いい!」で大満足でしたし、予算も上限内で収まったので親もテンションMAXでした。
PS5とゲーミングPCどっち?最後に伝えたいこと
親子共に納得できるゲーミングPCに出会えて、無事2年の保留期間を経て、ゲーミングPCを購入することになりました。
2年間待ってゲーミングPCを家に持ち帰り、コソッとセットアップを済ませて、フォートナイトをプレイできる状態して、子供帰りを待ちました。
帰ってきた時に、ゲーミングPCに対面した時の子供の痺れるぐらい嬉しそうな表情は、未だに忘れません。
何度も何度も「カッコいい!カッコいい!まじで、これ俺のものになるの???」と興奮しっぱなしで連呼していました。
そして、フォートナイトを試しでプレイした時に、「すごい!俺がどんなに速く動かしても、ついてくる!!!」「これなら強いやつにも絶対勝てる!」「ラグも全然ないし、画面もぬるぬる動くし最高!」「俺、毎日絶対練習しよう!」「ありがとう!!!」の言葉が何度も返ってきました。
選んだ僕も誇らしかったですし、興奮する息子を見て母親もとても嬉しそうでした。弟も喜んでる兄を見て「良かったな〜」と背中をバシバシ叩いていました。
ホコリを被らないように、ゲーミングPCをしまう時に布を掛けたり、光っているPC本体の中身を見ながらうっとりしたりして、もはや生き物を扱うかのように大事に使ってる様子を見て、あぁ〜良かったな〜と思いました。
最後に、喜びきってる息子に大事なことを約束しました。
「これで心置きなくゲームできるようになった良かったな。ただ、1つだけ約束してくれ。◯◯(息子の名前)にとってゲームが大事なのはわかるけど、家族にとってゲーム以上に大事なことがある」
「ご飯を食べる時になったら、ゲームをやめてご飯の準備を手伝うこと」
「お風呂が沸いたら、ゲームをやめてすぐお風呂に入ること」
「洗濯物が洗い上がったら、ゲームをやめてすぐ干したりするのを手伝うこと」
「家族で出かけるってなったら、ゲームをやめてすぐ出かける準備をすること」
「家族にとって大事なやるべきことをやった上で、ゲームをやるように!」
「もし、やるべき大事なことがゲームが原因でやっていないのなら、当然ゲームは取り上げるからそのつもりで!」
と、家族にとって大事な優先順位の約束をさせました。
もちろん最初に約束はしましたが、当然その後、守れない状況に何度も直面しました。
その度に、「最初になんて言って約束した?」「約束を守れないのならゲームはやるな」と本気で怒ったことも何度もありました。
ゲームはハマると時間を忘れて没頭してしまうことを十分に理解していたので、メリハリをつける意味て最初に約束をしておいて良かったです。
自由にやらせてあげる寛大さも大事かもしれませんが、家族にとって何が大事なのか?の優先順位は共有しておいた方がいいです。
この記事は、実際に我が家に起こったリアルな体験です。
子供がPS5やゲーミングPCが欲しい!と言ってきた時に、親としてどう対処したらいいかの1つの事例になると思いますので、親子共に納得できる結論を出せるようになることを祈っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。