ドコモ光が夜だけ1Mbps未満!? 3か月悩んで“最後に効いた1つの対策”

「なんで夜だけ、こんなに遅いんだ…?」

ドコモ光を使っていて、夜になると速度が1Mbpsを下回る日が続きました。

Zoomは止まり、ゲームはラグ地獄、映画は途中でフリーズ。

再起動や接続方式の変更、プロバイダー変更までやってもダメ…。

最後に試した“ある方法”で、ようやく夜でも457Mbpsを超える速度を取り戻せました。

同じように悩んでる方のために、失敗も成功も含めて正直に共有します。

夜のドコモ光が1Mbps未満に…何が起こったのか?

夜になると、Zoomは固まり、ゲームはラグ地獄、動画は途中で何度も止まる…。

最初は「ネットワークの障害なのかな?」と軽く考えていましたが、事態はもっと深刻でした。

毎晩20時を過ぎると、ネット速度が1Mbpsを下回り、速度制限中のスマホよりも遅くなるのです。

「何が原因なんだ?」――そう思い立ち、原因を徹底的に追究するようになりました。

Zoomの映像が固まり、音声がブツブツ切れる異常事態

最初に異変に気づいたのは、夜9時すぎに行っていたZoom会議中のことでした。

映像が突然カクカクになって、そのままフリーズ。

音声もブツッ…ブツッ…と切れまくりで、ほとんど会話にならない状態。

画面の向こうの相手には「もしもし?聞こえませんか?」と何度も言われる始末。

「これはおかしい」と思い、会議後すぐにネット速度を測ってみたところ、実測値はまさかの0.45Mbps。

スマホの速度制限時よりも遅い数値に、正直目を疑いました。

この日を境に、夜になるとネットが極端に遅くなる現象が連日続くようになったのです。

フォートナイト・Apexでラグ地獄/アップデートに半日

Zoomだけではありません。

趣味で遊んでいるフォートナイトやApex Legendsでもラグがひどくなり、勝負にならなくなりました。

敵と撃ち合っている最中に急に画面が止まり、気づいたらやられている。

動きがワープしたり、銃声が遅れて聞こえたりと、いわゆる“ラグ地獄”というやつです。

さらにひどかったのが、ゲームのアップデート。

たかが5GBのアップデートが、夜にやると数時間かかるようになり、一度は12時間も放置してようやく終わったということもありました。

NetflixやYouTubeも途中で止まり…夜のネットが使い物にならない

娯楽も同様にストレスフルでした。

Netflixで映画を観ていると、5分ごとに画面が止まる、画質が急に荒くなる。

YouTubeでも同じで、家族が別の端末で動画を見ようものなら、同時再生すらまともにできない状態でした。

しかも、日中はなんの問題もなく快適に使えていたのです。

それだけに「なぜ夜だけこうなるのか?」という疑問と不安が日に日に強まっていきました。

speedtestで毎晩測定!夜にだけ極端に落ちた速度結果

「夜だけ遅い」という体感が本当なのかを確かめるため、speedtest.netで毎晩ネット速度を計測することにしました。

測定してみると、やはり日中と夜の速度には驚くほどの差が…。

特に夜20〜23時は、ダウンロード速度が1Mbpsを大きく下回る日もあり、ネットがまともに使えないレベルでした。

ここでは、その実測データとグラフをご紹介します。

実測0.45Mbpsの証拠画像(20:59計測)

まず最初に、「これはさすがにおかしい」と感じた日に測定した結果です。

計測したのは夜20時59分、回線が最も重く感じたタイミングでした。

speedtest.netで計測すると、ダウンロード速度はまさかの0.45Mbps。

これは、速度制限中のスマホ(1Mbps)をも下回る数値で、光回線としてはあり得ないレベルです。

ドコモ光の速度測定結果0.45Mbps
▲2020年5月27日 20:59に計測した結果。ダウンロード速度はわずか0.45Mbps。光回線とは思えない遅さで、ほとんどのネットサービスが使えないレベルでした。

1日の時間帯別グラフ(10〜22時)で“夜の激遅”をグラフ化

実際に1日を通して何度も速度を測定し、時間帯ごとの速度変化をグラフ化してみました。

朝〜夕方にかけては30〜60Mbps程度で安定していたものの、夜になると急激に速度が落ちる傾向が見て取れます。

特に20〜23時は、1Mbpsを下回るレベルまで低下している時間帯もありました。

以下のグラフをご覧いただければ、「夜だけ極端に遅くなる」という現象がはっきり分かるはずです。

ドコモ光_夜の速度推移グラフ
▲朝〜夕方は30〜60Mbpsを維持していたが、夜20時以降に急落。21時には1Mbpsを下回る水準まで落ち込んでいるのが分かる。

日中30〜60Mbps → 夜だけ0.45〜1.7Mbpsに暴落した実態

日中は30〜60 Mbps前後でいちおう安定していました(まぁ、1 ギガプランとしてはこれでも遅いですが…)。

そのため仕事や家族のネット利用には大きな支障を感じていなかったものの、夜になると状況は一変。

speedtest.netで計測したところ、21時前後には0.45〜1.7 Mbpsまで暴落していたのです。

「これで光回線なのか?」と疑ってしまうぐらいの急降下ぶりに、さすがに危機感を覚えました。

原因=夜間の回線渋滞だけだった

ここまで速度が落ちる原因は一体なんなのか?

僕も最初は「IPv6じゃないからか?」「プロバイダーが悪いのか?」など、いろんな可能性を疑いました。

でも実際には、“夜の時間帯に回線が混雑していた”という単純で避けようのない理由がすべてでした。

接続方式をIPv6(IPoE)に変えても、プロバイダーを替えても、夜の速度だけは一切改善しなかったのです。

PPPoEでもIPoEでも効果なし=接続方式は関係なかった

回線が遅いと聞くと、よく「IPv6(IPoE)にすれば速くなる」と言われます。

僕もそれを信じて、実際にIPv6対応プロバイダー(DTI)に変更し、IPoE対応ルーターも用意して切り替えました。

しかし、結果はほぼ変化なし。
夜の速度は相変わらず1Mbps前後で、まったく快適とは言えない状態でした。

PPPoE→IPoEへ、ルーターもプロバイダーも総とっかえしてこの結果だったので、接続方式では解決できないと確信しました。

夜間は回線がパンク状態!大量アクセスで渋滞していた

ではなぜ夜だけこんなに遅くなるのか?

結論から言えば、夜は全国的にネットの利用者が集中する“ゴールデンタイム”だからです。

20〜23時の時間帯は、仕事が終わった人・学生・家族みんなが家に帰ってネットを一斉に使うタイミング。

結果として、ドコモ光のように多くの人が同じ回線設備を共有している回線では、渋滞状態になり、速度が激減するわけです。

これはプロバイダーや契約プラン、接続方式以前に、光回線自体に混雑が起きていることが最大の原因でした。

補足:夜に遅くなる“回線の仕組み”を詳しく知りたい方へ

❓ なぜ夜だけ混雑するの?本当の原因は何なの?
👉 詳しくは別記事で解説しています:

光回線が夜に遅くなる本当の理由と“選んではいけない回線”の見分け方

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業者は教えてくれない!光回線が夜に遅くなる本当の理由と“選んではいけない回線”の見分け方

片っ端から試したけど効果なし!5つの“ムダ対策”まとめ

夜のネット速度を改善するために、僕は思いつく限りの対策を全部試しました。

ネットでよく見かけるものから、専門的な設定変更まで、本気で改善したかったからこそ3か月かけて取り組んだんです。

でも結論としては、どれも決定的な改善にはつながらなかった。

この章では、僕が試して“効果がなかった”5つの対策について、順番に紹介していきます。

①ONUとルーターを再起動 → 効果なし

✅ 一時的に速度が戻ることもあるけど、根本的な解決にはならなかった

最初に試したのが、ONU(回線終端装置)と無線ルーターの再起動。

一度電源を切って2〜3分放置し、再度電源を入れて接続し直しました。

結果としては、速度はほとんど変化なし(1.71Mbps → 2.35Mbps)で、体感としても改善したとは言えませんでした。

ちなみに、再起動は“ネットが繋がらない”ときには有効なケースもありますが、「遅い」状態を改善するものではありません。

僕のように「夜だけ遅くなる」場合は、再起動ではどうにもなりませんでした。

②有線接続に変更 → 安定するが速度は変わらず

✅ Wi-Fiよりは安定するけど、“遅さの根本”は変わらない

「無線が不安定なんじゃないか?」と思って、LANケーブルで直接PCと接続してみました。

たしかに接続の安定感は上がったように感じましたが、肝心の回線速度はほとんど変化なし。

speedtestで確認しても、夜の時間帯は相変わらず1Mbps前後…。

ラグや遅延の“原因がWi-Fiそのもの”であれば効果はありますが、回線側に問題がある場合は無力だということがよく分かりました。

③ルーター買い替え → IPoE対応でも変化なし

✅ 「最新モデルにすれば速くなる」は幻想だった

次に試したのは、ルーターの買い替え。

古かったBuffalo製のルーター(Wi-Fi4対応)から、IPoE接続対応のElecom製Wi-Fi5ルーターに切り替えました。

さらに、IPoE対応プロバイダー(DTI)も同時に契約し、いわば“フルセットの環境刷新”をしたわけです。

ですが……夜の速度はまったく改善せず。

日中の速度が若干上がったような気はしましたが、目的だった“夜の改善”にはつながりませんでした。

「最新機種だから速くなる」は、回線の構造問題の前では意味をなさなかったという結果です。

④プロバイダー変更(OCN → DTI) → 状況は変わらず

✅ プロバイダーを変えても、回線の混雑状況までは変えられない

もともと契約していたのはOCN。

遅すぎたので、IPoE接続ができるDTIに変更しました。

ところが、これもまったくの空振り。夜はやっぱり1Mbps前後で、ネットがまともに使えません。

DTIにも問い合わせましたが、「回線が混雑していて…」という回答で終わり。

どのプロバイダーを選んでも、回線の利用状況が変わらなければ意味がないということを痛感しました。

⑤接続方式をIPoEに変更 → 混雑には勝てなかった

✅ 期待していた“IPv6(IPoE)で速くなる”は僕の環境では無意味だった

期待していたのがこのIPoE(IPv6)接続。

速くなると評判だったので、対応ルーターとプロバイダーを揃えてPPPoEからIPoEに切り替えました。

でも結果は、「変わらず遅い」。
21時に測定したときの速度は1.2Mbps。

結局、回線が混雑していたら接続方式を変えても無意味だったんです。

この経験から、「ネット上の一般論が必ずしも自分に当てはまるとは限らない」と思い知らされました。

以上が、僕が3か月かけて試したけど“まったく効果がなかった5つの対策”です。

この次の章では、唯一効果があった「回線業者の乗り換え」について詳しく解説していきます。

最後に効いたのは“独自回線”への乗り換えだった!

3か月かけて色んな方法を試したけれど、結局どれも決定的な改善にはつながりませんでした。

最後に「もうこれしかない」と思って選んだのが、ドコモ光そのものをやめて、回線業者ごと乗り換えるという方法です。

結果的に、これが唯一の“劇的に効いた”対策でした。

選んだのはauひかり(独自回線で混雑に強い)

✅ “みんなと同じ回線”じゃないから、夜でも速い!

僕が選んだのは「auひかり」でした。

理由は明確で、フレッツ光やコラボ光と違って「独自回線」を使っているからです。

ドコモ光は「フレッツ光」の設備を使っていて、多くのユーザーが同じ回線を共有しているため、夜の混雑に巻き込まれやすい。

一方、auひかりは他社と設備を共有せず、自前の光ファイバー網を使っているので、夜でも混雑しにくい構造になっています。

「回線そのものを変えないと、この渋滞は避けられない」と思い切って乗り換えたところ、本当に世界が変わりました。

速度比較:ドコモ光2.93Mbps → auひかり457Mbps(同時刻)

回線速度チェッカー_ドコモ光_21時
ドコモ光(夜21時)→ 2.93Mbps
回線速度チェッカー_auひかり_21時
auひかり(夜21時)→ 457Mbps

▲同じ21時に測定した結果。auひかりに乗り換えたその日から、速度は457Mbpsに激増! 夜でも一切のストレスがなくなりました。

Zoom・ゲーム・動画がすべて快適に!改善後の変化まとめ

✅ Zoomで映像も音声も途切れなくなった
✅ フォートナイトやApexのラグが一切なし
✅ ゲームのアップデートも20分以内で完了
✅ 映画やYouTubeが途中で止まることがなくなった
✅ 家族全員が同時にネットを使ってもストレスゼロ

乗り換え手順と費用は?実際にかかった日数とお金を公開!

「回線を変えたら速くなるのは分かった。でも、手続きが面倒そう…」と思っていませんか?

僕も最初はそう感じていました。

でも実際にやってみたら、申込み〜開通までの流れはシンプルで、費用もほとんどかからずスムーズに完了しました。

この章では、僕がauひかりに乗り換えたときの流れと、実際にかかった日数や費用をすべて公開します。

開通までのスケジュール:申込み〜工事完了まで

僕の場合、申込みから開通まではちょうど14日(2週間)でした。

流れとしては以下の通りです。

【1日目】Webから申込み
【3日目】電話連絡で日程調整
【10日目】宅内工事の実施(所要時間は約2時間)
【14日目】開通確認 → すぐに利用開始

※ 工事日は土日祝でも対応可能で、僕は土曜日にお願いしました。
平日に休めない方でも問題ありません。

違約金補填&キャッシュバックでむしろ得した話

ドコモ光を解約する際、違約金(約1.1万円)がかかると言われていましたが、auひかりの正規代理店がその金額を全額還元してくれました。

さらに、キャッシュバックとして約6.7万円もらえたので、実質的には「得しかしなかった」乗り換えです。

工事費も「実質無料(割引で相殺)」になったので、現金の持ち出しはゼロで済みました。

費用まとめ表(実際にかかった金額)

項目費用備考
ドコモ光の違約金11,000キャッシュバックで全額補填
auひかりの工事費41,250実質無料(分割割引で相殺)
キャッシュバック67,000乗り換え特典(現金振込)
【合計実費】 0円(むしろ、67,000円のプラス初期費用ゼロで切り替え完了

よくある質問に答えます【FAQ】

僕が回線を乗り換えるまでに感じていた不安や、友人から実際に聞かれた質問をまとめました。

同じように悩んでいる方がスムーズに一歩踏み出せるように、ここでしっかり答えておきます。

IPv6(IPoE)にすれば速度は改善しないの?
僕もそう思って試しましたが、効果はありませんでした。
IPv6(IPoE)に対応したプロバイダーやルーターに変更しても、夜の速度は相変わらず1Mbps前後のまま。
回線そのものが混雑している場合、接続方式を変えるだけでは根本的な改善にはなりません。
独自回線って、どこの業者がいいの?
僕が選んだのは「auひかり」でしたが、「NURO光」や「電力系の光回線」も同じく独自回線なのでおすすめです。
重要なのは、「フレッツ光」や「コラボ光」のように他のユーザーと回線設備を共有していないこと。
共有型は混雑に弱いので、夜に強いネット環境を求めるなら独自回線一択だと思います。
乗り換えって面倒じゃない?難しくない?
僕も最初はそう思っていましたが、WEB申込みから開通まですべてWEBと電話だけで完了しました。
工事も2時間程度で終わりましたし、土日対応OKだったのでスケジュール調整も楽でした。
想像していたよりずっと簡単でしたよ。
マンションでも独自回線って使えるの?
マンションの建物設備によります。
「auひかり」や「NURO光」が対応している建物であれば、導入可能です。
申し込み時にエリア&建物チェックをしてもらえるので、まずは気軽に確認してみるといいですよ。

まとめ|夜のドコモ光が遅いなら、抜け出す方法は“1つだけ”でした

僕自身、ドコモ光の速度低下に3か月以上悩まされてきました。

色々な改善方法を試しては落胆し…その繰り返しの中で、唯一ハッキリと効果があったのが「回線そのものを変える」という選択でした。

今振り返ると、「もっと早くやっておけばよかった」と本気で思います。

夜のネットが遅くてストレスを感じている方には、ぜひこの方法を試してみてほしいです。

💡 この体験から分かったこと

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